🐥NHK朝ドラ「ひよっこ」のお部屋です。
実はこのドラマ、私は初見なんです。
以前から気になっていた作品に、
触れることとなり、嬉しい限りです。
ゆる~くのんびりとした感想を書いていきます。
よろしかったらどうぞお付き合い下さい!
【あらすじ】
父・実は一時帰省のため、東京から離れようとしている最中、
洋食屋「すずふり亭」が目に入る。
初めての洋食に惹かれ、ハヤシライスを食べてみることに。
美味しく食べる実。
そんな実に、支配人の女将は家族への
持ち帰り用のポークカツサンドを手渡すのであった。
奥茨城村のバス停では、みね子・ちよ子・進が実を出迎える。
喜びに沸く親子の再会。
家では、じっちゃん、母ちゃんが出迎える。
畑に行き、土をすくって感触を確かめる実であった。
【感想】
生まれて初めて洋食なるものを目にした実。
東京に出稼ぎに来ても、普段は本当に仕事場と寮の往復だったのね。
昭和39年なら東京では洋食はだいぶ普及されていたとはいえ、
まだまだ無縁な人々もいたのね。
(それにしてもエビマカロニグラタンが230円とは!
いくら一昔前とはいえ、破格の安さでは?)
ハヤシライスを初めて頬張り、美味しさに舌鼓を打つ実。
その様子を目にし、女将はコックにポークカツサンドを
お土産用に用意するようささやく。
帰り際に、それを目にし驚き辞退しようとする実。
しかし、好意を受け取り店を後にする。
実と女将との会話がよかったわ~。
毎日建設現場で働く実の労をねぎらい、感謝する女将。
飾らない実の言動、美味しさを体全体で表現する実。
そんな実だからこそ、女将はポークカツサンドをお土産に
渡したくなったのね。実の飾らない性格の良さがよく表れていたわ。
さて、奥茨城村のバス停で父を待つみね子たち三きょうだい。
そ、その様子は、まんま「となりのトトロ」なんですが~。
さつきとメイが、バス停で父を待つあの姿が被るわ!
畑のど真ん中にある郷愁あふれるバス停。
父へ渡すコスモスの花束を手にしているちよ子。
そして、ねこバス、いや(普通の)バスがやって来た~。
再会に喜ぶ谷田部親子。
顔なじみの車掌とあいさつする様子も本当にほのぼの~。
家路に向かう実とみね子たち。
ここの構図が美しいの。
一面のコスモス畑の中を歩く実とみね子。
一枚の絵が描けてしまいそうなくらい。
何気ない瞬間が、美しく尊い、そんなワンシーンだった。
家に帰り挨拶した実は、すぐに畑に行き土をすくう。
「茨城の土だあ、ああいい匂い」
それを見たみね子は思う。
「父ちゃんはここで、畑や田んぼしたいんだよね。
ここで生まれて育ったんだもんね」
「私が総理大臣になって、農家の人が農業ができるようにしたい」と。
最後のみね子のシーン、ツンと胸に来たわ。
自分の畑で農業をしたい、でもお金のために出稼ぎにいかねばならない。
大好きな畑と家族を置いて……。
切ない……。
だからこそこのわずかな瞬間の一時的帰郷が、
宝物のようにきらめき、より尊く感じるのだわ。
それにしても沢村一樹さん、いい演技するわね~。
もう沢村一樹さんというより、まさに実そのものだわ。
すずふり亭での朴訥な出稼ぎ人の様子もさることながら、
帰宅して、じっちゃんに挨拶する時、
一瞬息子の顔に戻っていたの。父や出稼ぎの人とは違う表情。
いい俳優さんね!
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