さあ、恒例!今日の朝ドラ「風、薫る」 第87話の
愛ある感想
【あらすじ】一気に動き出した「派出看護の会」
派出看護の会作りに着手した直美。
事務所も決まり医療機器・医薬品の購入も、
卯三郎や虎太郎を通じて便宜を図ってもらえることができた。
看護婦養成所の一期生のしのぶとも連絡が取れ、
派出看護の仕事をしてもらえることになった。
シマケンにも派出看護のパンフレットを用意してなど、
着々と準備は整っていくが、世間の派出看護の認知度はまだまだだが......
そんな折、吉江牧師の九州赴任の話を聞く直美であった。
【直美の最大の財産は、『人との繋がり』 】
一気に動き始めた感のある、派出看護の会。
この一連の動きを見ていて感じたのは、人脈の力。
人と人との繋がりが、この組織を作るにあたって
いかに重要であるか、ということを改めて認識させられた。
帝都医大附属病院を去る時、
一期生の多江やトメにもきちんと筋を通している。
やはり同期生、そして帝都医大附属病院に属する二人は、
今後、なにかと直美の心強い味方となっていくだろう。
事務所探しは、あっという間に美津がしてくれた。
医療機器の購入は卯三郎に、医療品の購入は虎太郎から。
派出看護の会のパンフレットは、シマケンが用意してくれた。
そして肝心の派出看護婦第一号は、
かつての同期生、しのぶが手を挙げてくれた。
吉江牧師は、教会員へ派出看護の利用を呼びかけてくれていた。
これらは、直美が築き上げてきた人々との繋がりが
もたらした副産物である。直美の心の財産であり、
人脈ネットワークが、今、直美自身を助けることとなった。
【吉江牧師との別れ、そして新たなる門出】
孤児として登場した直美の姿を思うと、隔世の感がある。
九州に赴任となり、別れを告げに来た吉江牧師は、
直美にこう語りかけた。
「ずっと直美さんが心配でした。
嘘をつかないと、生きていられなかったのだと。
初めて会った時には、もう大人の目をしていて……」
「何度か私の所に来る時には、なんとか笑わせたいと……」
直美の目からは涙が頬を伝って流れていった。
吉江牧師は、
「それは、嘘泣きではないですよね?」
と、目をうるませながら、直美にほほ笑みかける。
直美の目からは本当の涙がポロポロ落ちた。
吉江牧師と本当に心が通じ合った瞬間であった。
新たな出発をした直美に、また別れもついてやってきた。
今まで、ずっと傍で直美を見守り続けていてくれた吉江牧師。
直美がもう立派な独り立ちをして、大丈夫だと思った矢先の別れ。
これは、直美はもう大丈夫だから、
吉江牧師は新たな伝道の地へ旅立つことができた、ともいえる。
直美の吉江牧師への最後のお願い、
それは、派出看護の会の名称をつけてもらうこと。
きっとこの会に相応しい名前をつけてくれるだろう。
別れは寂しいものだけれど、
しかしなんて清々しい別れだったのだろう。
(個人的には、直美は吉江牧師に対して
「おっとさん」と呼んであげて欲しかったが……)
そして、事務室の窓際に活けてある花。
その花瓶には、文の遺品である、あの布地が巻き付けられている。
直美は、実の母である文を大切に思い、見守ってもらっている。
本当に、直美には新しいいい風が吹いている。
これから前途多難なことが起こっても、
きっと切り抜けていけるだろう。
そんな直美に心からのエールを!
【追記】衣装にも新しい風!モダンガール・直美の誕生
直美の服装が少し女性らしく物柔らかになっていた。
かつての男服の様な着物から、
赤い絣(かすり)のような模様が入った、布地も上質なもの。
髪型も、まさにモダンガール、略してモガ。
新時代を生きようとしている直美の変化を感じたわ。
【ツッコミ】りんの恋の行方は?
そうだ、虎太郎、久しぶりに出てきたけれど、
なんか、あまりぱっとしない演出ぶり。
虎太郎はしきりに「りんは……」と、気にはかけているが……。
直美は、虎太郎とシマケンのりんへの気持ちに当然気づいている。
虎太郎とシマケンに対して、
「(あなたのこと)りんに伝えておきます」
の様な事を言っていたが、
正直、この演出振りを見ていると、
この二人のどちらともくっつくことは、なさそう。
うん、直美もりんも看護婦という仕事、
女性の自立という道にまい進しているから、
りんが、この二人のどちらかと再婚するという
図がいまいち想像できないわ。
さて、実際のところはどう……なんだろうね?
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