200ml入りの豆乳。

現在、私の貴重な栄養源の一つとして重宝している。
病気治療中の身、食欲が湧かない日もあり、
この豆乳は非常にありがたい存在だ。
夫がちょくちょく数本買ってきてくれるが、
こうなったらまとめてネットスーパーで購入しようと思い立った。
早速ネットスーパーで豆乳を見つける。
あ、あったあった、よかった。
数量を10本にしようとすると、
「5本までです」と表示された。
え、たったの5本?随分ケチねえ、と思いつつ別の豆乳も見つける。
やはりこちらも5本までだ。
とりあえず合計10本は買える、と手続きをした。
そして後日、
ピンポーンとインターフォンが鳴り、夫が配達の対応をしてくれた。
やがて、夫が何とも奇妙な表情をしてやって来た。
「なんか1リットル入りの豆乳が10本やって来たよ」
え、え?200mlじゃなくて1リットル?
つまり牛乳1本と同じ容量の豆乳が10本!!
う、うそー!キャーど、どうしよう!
「これ、冷蔵庫に入り切るかなあ」 By 夫
ヒェ〜、なんか知らないけれど盛大にミスったわ!
もし冷蔵庫に入りきらないなら、廃棄もやむを得ないか、
と思っていたところ、夫が何とか押し込めて入れてくれた。
そして、この思いもかけないハプニングに、娘大喜び! 笑
夫と娘、ワクワクウキウキ(半ば笑いながら)しながら話し始めた。
夫「これは、どうやら賞味期限は12月までだ。
それまでに何とか消費出来れば……」
娘「何か豆乳を使った料理をすればいいんじゃない?
よし、ネットで調べよう!」
夫「シチューとかは意外に量を消費できないな」
娘「あ、これいいよ!豆乳入りきなこもち。
一回で一本分1リットルの豆乳を消費できる。
材料は、きなこ、片栗粉、豆乳、砂糖。ある?」
夫「あ、あったぞ。よしやろう!」
なんと、二人共同で早速、豆乳入りきなこもちを作り始めた。
二人でキッチンに立つなんて珍しい光景だ。
何だか知らないが、キャッキャ、アハハ、と楽しそう。
(私のトンでもミスがよっぽど受けたようだワ……)
ベッドで療養中の私の耳にも、
エキサイティング・クッキングの様子が伝わってくる。
どうやら格闘の末?お皿には、豆乳入りきな粉もちが積み上げられた。

これが今日の夫と娘の夕食となった。笑
夫「もう今日はこれでパワーを使い果たしたから、
おかずは作らない、いや作れない。
今日の夕食は、このきなこもちだけだ」
(そう言いつつ、結局きゅうりを切り、サバ缶を開けていた。
すごい組み合わせ! 笑)
娘「いいよー、これでお腹いっぱいになるよ。
あ、私砂糖は入れない、体重管理しなきゃ!」
私は、食べている二人を眺めながら、本物の200mlの豆乳を飲む。
そして一応釈明をする。
「おかしいわ、広告表示、どう見ても200mlに見えたのに。
買う時、5本制限なんてケチねえ、と思ったのよ。
今、思えば制限付きなのも分かった気がするわ。
1リットルの豆乳を10本も買ったらエライことになるものね」
夫と娘、笑い崩れる。
娘「表示に書いてあったんじゃあ…」
私「いんや、絶対にそんなこと書いてなかったわ…」
あぁ、空しい弁明が空中に響く。
とにかく私の勘違いで、山ほどやってきた豆乳に大受けして、
ポジティブにクッキングしてくれた夫と娘に感謝!
後日談。
夫はあれから毎日僅かながらコツコツと、
豆乳を消費してくれている。
クノールのスープに豆乳を混ぜたりしながら、地道に。笑
そう、夫はこういう余ってしまった食材を、
お腹に片づけてくれるスペシャリストなのだ、昔から。
娘もまたきっと、豆乳クッキングをしてくれることだろう。
ありがたやー!