まず、オクサマとマダムについての
過去記事は、こちらから。
オクサマ誕生!笑
マダムとオクサマの日常 笑
そして今日は、オクサマと夫が何やら話している…。
オクサマ「ホホホ、お隣のマダム、お悩みがあるようですワ」
オクサマ夫「なんだ、そのホホホって気持ち悪い笑い方はァ」
オクサマ「こまけーことは気にすんな、ってあらやだわホホホ」
オクサマ夫「相変わらずマダムとヒマな喋りしてんのかぃ」
オクサマ「ホホホ、そんな事よりマダムのお悩み聞いてあげてよ。
マダムはガーデニングのデザインとやらに悩んで
いるようですのよ」
オクサマ夫「へぇ」
オクサマ「マダムは好きなお花があると、見境なく買いたくなるんですって。
で、好きなお花を買いまくって並べると、なぜか見た目が
パッとしない。
つまり、ガーデニングとしてのお花の統一感、
デザイン的に・視覚的にいまいちだとか、ホホホ」
オクサマ夫「いまいち?好きな花買って文句があるのかい?」
オクサマ「好きなお花を買ってただ並べるだけでは、デザイン、
つまりセンスがあまりよろしくないとかホホホ」
オクサマ夫「センスが良くないと何か問題でもあるのかィ?」
オクサマ「ホホホ、マダムは、ナチュラルガーデンというものを
目指しているようですの。
ただ、買ってきたお花を雑然と並べるだけでは、まぁホホホ」
オクサマ夫「オレぁ、好きなもんに囲まれているのが一番だと思うがな」
オクサマ「んまぁ、センスというものが理解できないなんて
気の毒だわ、フン」
オクサマ夫「センス?そういうおまぃさんはどうなんだ?
おまぃさんこそ、バラが見境なくどんどん増殖して
いっているみたいだが?
あと、バラの背後に日に日にトンでもなくデカくなっていく
ヒマワリがそびえたっているンだが、
バラとヒマワリって組み合わせ、何だかしっくりこねえなぁ」
オクサマ「ンまぁ、ヒマワリは夏の風物詩、夏の必須アイテムですワ。
もちろんアサガオもヒマワリの側に植えましたわ。
アサガオとヒマワリの組み合わせは、夏の最強アイテムですワ」
オクサマ夫「なんだい、バラとヒマワリとアサガオ?
それこそ、好きなモンを買ってきて、
ただ雑然と並べているだけじゃねえのかい?」
オクサマ「フン、日本の夏の心をわかっていないわねっ。
私は英国のバラガーデンと日本の夏の心をミックスさせた、
それこそミックスガーデンをモットーにしていますのよ、フン」
オクサマ夫「ミックスガーデンとナチュラルガーデンの違いが
よくわからんなぁ。まぁとどのつまり、好きなモンを
好きなように並べて満足してりゃあいいってことだわさ。
おまぃさんもマダムも似た趣向の持ち主、
仲良くていいじゃねえかぃ」
オクサマ「ンまぁ、ワタクシのバラガーデンと
マダムのごちゃ混ぜガーデンを一緒にするなんて…!
そ、そんな見る目のないこと言っているから、
バラからの天誅を受けて、傘と腕が引っかかれたのよ!」
オクサマ夫「あぁ、あれは痛かったなぁ。今でもほら、この傷跡…。
傘はお陀仏になって…、腕は傷だらけ…。
まぁいいや、新しい傘、晴雨兼用傘、買ったからよぉ。
ほら、日傘の役目もある便利な代物よ。
この現代の酷暑、オトコも日傘を差すようになったってことよ」
オクサマ 「え…、んまぁ、それワタクシの日傘と全く一緒じゃあないの!
ヤだわ、夫婦全く一緒の日傘だなんて!
ワタクシお気に入りの日傘だったのに、よりによって!」
オクサマ夫「なんでぇ、オレと一緒だと何か都合が悪いのかい?
これは売れ行きNo.1の使い勝手のいい傘なんだ。
そりゃ、ちょい値ははるけどよ。
暑い日差しを遮ってくれると思うなら、高くはないよな?
オマイさんだって同じの買っているんだしなぁ?」
オクサマ「え…別に…え、で、でも同じのだなんて…。
そ、そう。マダムに見られたらちょいと恥ずかしいわ!
『あら、オクサマ、ご主人と同じ傘になりましたのね。
仲がおよろしいことでホホホ。
そうそう、送料はワタクシのサンビリーバブルと同じ
くらいなんでしょうねホホホ』
とか、嘲り笑うあの『ホホホ』という高笑いが聞こえてきそうだわ」
オクサマ夫「くだらん、くだらん。
元はと言えば、オマイさんが傘を干せというから
こういう事態になったんだ」
オクサマ「ンまぁ、それを言うなら、風に飛ばされないように
傘を留めておかなかったアナタの不手際でないですの?」
オクサマ夫「それを言うなら、バラなんぞなければオレの腕も傘も
無事でいられたってわけよ」
オクサマ「なんて減らず口ばかり言うのかしらねっ」
オクサマ夫「それをそっくりそのままお返しするワ」
オクサマ「キーーーーーーーーシャー、バリバリバリ!」
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その頃、隣のマダムは庭でお花のお手入れを。
「あら、こうやってプランターの位置を変えると、
お花の見栄えがよくなってきましたワ。
ナチュラルガーデンかは分かりませんが、My favorite garden
という感じがしてグッドですわ。
お隣のオクサマにもぜひお見せしたいわ…。
あら、でもなんだかご主人と賑やかに会話しているみたいだから、
また後にしましょうねホホホ」
≪ 完 ≫