Hibiscus’s blog

夫と娘との三人暮らし。あずきバーとガーデニングを愛し、日々の徒然や朝ドラの感想を気の向くままに。

朝ドラ「風、薫る」第54話 愛ある感想 ~セツの自由廃業と晴れやかな直美の笑顔~

 

さあ、恒例今日のNHK朝ドラ「風、薫る」 第54話の

愛ある感想〜セツの自由廃業と晴れやかな直美の笑顔〜

 

と、突然、ご、ご、ごんだ(権田)からの仰天発言!

 

「店に戻って来ないでくれ。このまま消えてくれ」

 

なんとー、ご、権田が、セツの廃業を認めた!

 

なんでも、あのお涙頂戴の新聞記事(Byシマケン作)により、

セツのいた遊郭・錦栄楼は世間から非難ごうごう。

店に直接文句を言いに来る客も

(客がわざわざ文句を言うって?!ちょっと笑止千万!)

 

どうやらそのせいで怪我をして

踏んだり蹴ったりの、権田(フンざまミロ)

 

あまりにもあっけない幕引きとなった…。

 

茫然、茫然だわ、セツも放心状態。

いきなり鎖が解けたんだもの、そりゃそうよね。

 

ちょっと思い描いていた幕引きとは違ったけれど、

とにかく、遊郭に戻らなくていい、

という結末は、本当に良かった。

 

退院となり、セツと別れを交わす直美とりん。

いやー、良かった良かった、と思いたいけれど、

この後のセツはどうなるか、全く描かれていなかったけれど、

大丈夫なの?と、ちょい心配になってしまった。

 

今まで、ろくに東京すら歩いたことがない、というセツ。

恐らく遊郭以外の世界を知らない。

遊郭の世界しか知らなかった女郎が、

普通なら知り合いもいないと思ってしまうのは、穿ちすぎかしら?

 

少し前の、文無し宿無しの丸山サン(笑)を思い出してしまった。

彼は、直美の福祉網(笑)に拾ってもらい、宿を得た。

 

参考記事  直美の福祉人脈恐るべし(笑)

 

てっきり直美は、セツに同じことをするかと思っていたが、

なぜか、その線は外した。なぜ?

 

はっきり言って、若い男性の丸山サンより、

セツは、はるかに過酷な身の上。

孤児である直美の風当たりも相当なものだっただろうが、

女郎上りはその比ではないのでは?

 

というのは、やはり以前出したこの漫画、

「親なるもの断崖」での元女郎の扱いを思い出すから。

 

過去参考記事

 

この漫画、ちょっと軽くネタバレするけれど、

      

      ↓

 

一般人と結婚できた元女郎。

子どもも生まれるが、女郎出身だということが

近所周辺に知れ渡っているがゆえに、

非常につらい境遇に陥る…。

 

あまりにも過酷すぎるので、ここら辺まで。

 

こういうのを読んでいると、

自由廃業はしたものの、その後の元女郎という肩書が

足かせにならないといいのだけれど、と気を揉んでしまう。

 

つまり、女郎に戻る道しかなかった、という、

実際にあったであろう道にいかないように、と願うのみだわ。

 

誰も知らない場所で心機一転を図った方が、

いいんだろうな、とは思う、実際は。

 

セツをここまで描いておいて、この後はどうするのだろう?

これだけ問題提起して、自由廃業出来た、ハイよかった、お終い?

「自由廃業」ができた元女郎が表に立ち、

「廃娼運動」をという流れはどうなるんだろう?

 

今後、しばらくしてセツがその立場になって、

直美達と再会、なんて図になるのだろうか?

 

それとも、自由に気ままに生きるセツ、となるのか?

セツは、どちらでも好きに生きていいと思う。

これだけの苦渋に満ちた人生だったのだから。

ただ、その後のセツを、今後少しでも見せてくれる機会があるといいな。

 

さて、一件落着で肩の荷が下りた直美。

すごくいい笑顔を見せている。

直美は、今回のセツの件で大きく変わって成長した。

 

自分が望まれて生まれたことを知った。

母は、自分を命がけで産んだんだろうと。

これだけで直美はもう十分肯定的に生きていける。

 

ただね、やはり生まれと境遇の影響もあり、

全ての人に、心から優しくはできない。

 

「私が助けたいのは、味方したいのは、負けている方。

 弱い方、不利な方。

 その中に患者さんが入っているのかも」

 

「人を助けたい。病気を快復させるだけでなくて」

 

「どんな人にも優しくはできない。今回もセツさんだったから…」

 

「金持ち、いい家の人は初めから苦手だから」

 

ここまで、自分のことを客観視が出来るようになれて、

本当によかった、直美。

みかんを持ちながら話す直美は、本当にいい笑顔だった。

 

それにしても、病院の中庭で度々りんと話す直美。

これだけ打ち解けられる友が出来て、見ているこちらもホッとする。

よかったねー、直美ってね。

(その後休日に、りんと一緒にりん宅に訪れている!)

 

当初、マッチ工場で働いていた頃、

鹿鳴館に偽りの身分で忍び込み、玉の輿を狙おうとしていた

あのギラギラと、そして絶望の中で生きていた直美を思うと、

隔世の感がある。

 

そして直美役の上坂さんも、直美の成長と共に

演技もどんどん磨かれていっている気がする。

最初の頃は、固いな、ぎこちないなと思っていたけれど、

いまや、セツとの絡みの迫真の演技には、こっちも引き込まれた。

現在進行形で、女優さんの成長も見ることが出来ていいネ!

 

さてさてシマケンさん、

よかったです、あなたの書いた新聞記事、

結果的に、セツを救うことができた。

 

題51話で、シマケンさん言っていたわよね、

 

( 「新聞には、文字には力がある。

 世間に夕凪さんの事を知らせたら、きっと…」 ) と。

 

第51話 参考記事

 

「文字には力がある。

  世間に夕凪さんの事を知らせたらきっと…。」

 

確かにその通りの結果となった。

当初、りんもシマケンを非難した。

成果と危険は紙一重。どっちに転ぶかわからなかった。

 

これは誰もが予想できないこと。

いいも悪いも、全て責任を引き受けなくてはならない。

書いたものの覚悟がいる。

 

シマケンは、揺らぎながら未熟ながらでも書いた。

その経緯を見ていると、シマケンを大いに賞賛していいのかも。

シマケン、一人の人生を救うことができた。

そして、その記事が起爆剤となって、これからの廃娼運動の

手助けとなれたなら…。

 

直美もそうだけれど、シマケン役の佐野さんも、

このシマケン役と共に、どんどん役者として成長していけるといいね!

でもー、りんとの恋は応援できん!

この二人の恋が実ることは、どうしても想像できない。

 

なぜ、シマケンはりんがいいの?

その描き方がいまいち読みとれなーい。笑

 

むしろズバズバ歯に衣を着せない直美の方が

姉さん女房ふうでいいのでは?笑

いや絶対その線はないだろうが…。

 

さてさて、今回もずっしりと見応えのある回でした。

しかしなんだか、次なる不穏な空気が、

すぐ運ばれてきているわね、ヤレヤレ。 笑

 

一件落着、ハイ次~、ってね、

まあドラマだからね。

 

あ、最後に一言だけ、(長いね、くどくてごめんなさーい)

ヨシさんの、ちょいニヤリ笑顔、なんかよかった。笑

 

 

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我が庭の花 ロベリア 白い小花が梅雨の季節にも涼やか。