さあ、恒例今日のNHK朝ドラ「風、薫る」第42回の愛ある感想。
千佳子も無事退院し、ようやく一件落着かと思いきや…。
平穏無事な日は、まだ訪れなかった。
りんの千佳子に対する献身的な看護ぶりに、
千佳子の夫・和泉侯爵は、
病院側に、看護婦という職業の素晴らしさを称賛する。
病院側も、
『看護婦を全面的に前に出した方が評判が良くなる』と判断する。
(やれやれ…)
病院経営側は、それまでの看病婦に対して、
看護婦見習い、(つまり、りん達)に
専門的な看護の仕方を教えるようにと指示を出す。
当然、看病婦側は面白くない。
看病婦と看護婦見習いの間が一気に険悪ムードに。
(やれやれ…)
一方、りんは、看病婦フユの働きに注目していた。
千佳子の手術時、助手としての素早く正確な仕事ぶりに
驚嘆したのだ。
「私もあのような仕事振りを身につけたい」と。
そこで、フユに申し出る。
「手術介助の仕方を教えてください」
フユは、
「お金を払うなら教えてやる」と。
そうねえ、りん側から見れば、
「? 何、なんでよ、私達は見習いの立場。
なぜお金を払わないといけないの?」
となるわよねー。
しかし、フユ側の立場から見てみると…。
おそらく、直美の考察通り、
看病婦と言う仕事は、訳あり、経済的事情からやむなくするもの。
当時は、あまり好ましいとはされていなかった筈。
(語弊があったらすみません。あくまで当時の風潮としてです)
その仕事場に、突然、看護婦見習いだとかなんとか、
自分達を脅かす存在が出現した。
早速一人の看護婦見習い、りんが賞賛されている。
元家老の娘?だから何?
それだけで評判が良くなるって?
おまけに、私に手術介助の仕方を教えろって?
私が長年かけて得た経験を?
チヤホヤされているこんな新人になんでさ?
と、なるわよね。
なんだか、フユの気持ちが手に取るようにわかるわ。
あとね、今回の終わりに出てきたフユの家、
大いに訳ありだわ。
ほんのわずかな描写からでも、
フユが相当苦労している様子がすぐわかる…。
このフユの家の事情、
おそらく明日辺りに事情が判明するのだろうけれど、
当時は、こんな感じの家が大半だったのでは?
つまりねー、りんの家、家族やそれを取り巻く環境、
人達があまりにも恵まれすぎていて、
底抜けに明るく、全てがうまく事が運んでいる。
朝ドラヒロイン、という前提の設定が、
ちょいと出来すぎていると言うか…。
リアリティに、ちょい欠けている。
そして、善意の塊のような顔で、皆にそれを振りまく、りん。
恵まれずに来た人達から見れば、悪夢のような感じでは?
直美も初めは、りんにあまりいい感情を持っていなかったわよね。
そこは、お互い看護婦見習いと言う立場で、
少しずつ距離を縮め、絆が育まれてきた。
それはそれで、とてもいいことだけれど…。
あの時代、大半の貧しい人々の有様を、
よく見ておきたい。
そして、りんがどのように歩み寄っていくのか。
あまり、ヒロイン本位なストーリーで進んでは欲しくないかも。
あ、恵まれない過去を持つ代表、
かつもう一人のヒロイン直美、やはり、鋭いわよね。
世間を見る目が、考察が鋭い。
フユの事情、当時の看病婦達という立場に、
真実を言及できたのは、さすがと言うべきか。
いい年した私も教えられたわ、直美に。
物事を一面からしか見ないで、多角的に見られるように、とね。
我が庭のバラ。フレグラント・アプリコット

咲いたー!
去年苗を購入して、今年初めて花が咲いてくれたー!
この、咲きかけの蕾の色と形が一番好きかも。
思っていた通りの色合いに、大満足。