久しぶりに、造影剤を使用したMRIを受けた。
前回から9年ぶりくらいだろうか。
午後の検査だったため、昼食は当然抜きだったが、朝食はOK。
それでも、朝食後は整形外科に行き、理学療法を受け、
買い物をして帰って来た。
その後、家の前の掃き掃除、庭のお手入れなどしているうちに、
お腹が空いて来た。
検査までまだだいぶ時間がある。
しまった、動きすぎた。
以降、省エネモードに移ることにする。
時間が来たので、自転車でGo!
受付をすませ、間もなく呼ばれた。
MRI検査は、本当に久しぶり。
検査台に乗ると、間もなく注射担当の看護師さんがやって来た。
私は看護師さんに伝える。
「私の血管は細いらしくて、いつも見つけるのが大変なようです」
「あっ、そうなんですね…。」
心なしか、看護師さんに緊張が走った気がする。
バンドできつく腕をしばり上げ、看護師さんは腕をさする。
「はい、手をグーパーしてください」
グーパーグーパー。
やはり、血管を見つけるのに四苦八苦しているようだ。
すみませんね…。
なんとか、ブスリと刺すことに成功し、
まず試しに食塩水を入れられる。
ok。 さぁ。MRI検査開始。
頭にヘッドホンを付けられ、ついに始まるあの音が。
そう、MRIのあの凄まじい音が。
ガガガ ザザザ ガ―ガ― ピーピー ゴゴゴゴ!…。
まぁとにかくやかましい。
なぜこんな音がしなくてはならないのか?
いや、きっと意味があるのだろう。
検査は大変なものが多い。
その一つ、私の苦手なもの、マンモグラフィ。
あれは、早くなんとか次なる検査手段を発明して欲しい。
切に願うわ。
多くの女性がそう感じているだろう…。
あの痛みさえなければ、どれだけの女性が救われるか……
話が逸れてしまった。
マンモグラフィに比べれば、MRIの騒音くらい我慢できる。
それに、気のせいか前回より音が小さくなったような?
少し改良したのかしら?
ガガガという合間合間に聞こえてくる、
ピアノ曲がうっとりするくらい心地よい。
リラックスのために流れてくるのだろう。
確かに効果抜群、おそらくモーツァルトのピアノ曲だろう。
こういう時は、まさにモーツァルト様々である。
モーツァルトは本当に天才だわ。
この曲調、なんという美しい曲。
人の心を癒し慰めてくれる。
そういや、モーツァルトのライバルとして語られる、サリエリ。
映画「アマデウス」全編は見ていないけれど、
一部だけの映像を観たことがある。
サリエリが作曲したものを、軽薄モーツァルトが
あっけなく、もっと素晴らしいものに上書きしてしまうという。
その時の、サリエリの心境たるや…。
凡人の悲哀。
いつの世も、どの分野にも天才と凡才がいる。
天才より凡才の心境の方が、手に取るようにわかり
つい共感してしまうのも、もちろん私が凡才だから故。
もちろん、天才は天才の悲哀、苦しみがあるのだろう。
モーツァルトも然り。
しかし、モーツァルトは、自分の苦しみから逃れられるのなら、
凡才の方が良かったと思っただろうか?
などと、とりとめのない事を考えながら、
ヘッドホンの中から出てくる
モーツァルトのピアノ曲とガガガ音を、交互に聴く。
大天才の苦しみと共に生み出されたこれらの曲は、
後世の、凡才の私の検査中の苦しみを、癒してくれている。
やはり、大天才は偉大だ。
さて、MRIの音うるさーい、マンモグラフィ痛ーい、
と文句を言いつつも、現代の最先端医療が受けられることには、
やはり有り難いと思いながら、検査の台を降りたのであった。
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さあ恒例今日のNHK朝ドラ「風、薫る」
感想&(愛のある)突っ込みシリーズ 笑
ちょいと、ちょいと、今日の見どころは何と言っても、
「総回診」よ!
びっくり!
まさか明治時代に、すでにあの「総回診」があったとは。
なんだか「白い巨塔」のあの総回診の図、そっくりなんですが。 笑
( ひょっとして、この「風、薫る」の制作者、
ここからヒント得ていない? )
「総回診」と言えば、「東教授の総回診」
そう、あの名作ドラマ「白い巨塔」のあのシーン。( イメージAI 作成 )

思わず笑ってしまった。
懐かしい~、白い巨塔と言えば、名場面は多々あるけれど、
一番インパクトがあったのは、あの東教授の、このシーン。
重々しいのだけれど、なぜか私的にお笑いのシーンなのだ。
(あと、医者の奥様会、くれない会も大いにツボだった。笑)
総回診のインパクトが強くて、今日の話は吹っ飛んでしまった。
いや、飛んでいない。
大事な話だったわよね。
看護婦見習いのりんが、総回診トップのお偉い先生に、
患者の病状について申し立てするところ。
現代の医療なら、チームを組んでいるから、
看護師からの異変についてもきちんと受け入れる
体制が整っているだろうけれど、「風、薫る」の世界は違う。
なんたって、りんは、看護婦養成所第一期生。
そして病院実習見習いの立場。
医者自体も看護婦の存在について、よく知らない。
一期生の今後の苦労がしのばれる。
その積み重ねで、今日があるのね。
今日も私を検査してくれた、関わってくれた人々に感謝と敬礼を。