さて、新学期が始まり、
スムーズな始まりかと思われた中学三年生生活。
しかし、最大の誤算と言うべきか、娘にとっての悲劇、
それは、部活顧問の先生が別の部活へ異動になったこと!
昨年度末から、娘はその予兆を察知し憂いていたが、
まだ一縷の望みをかけていた。
そして新学期、
まるで、最後の審判を待つような面持ちで、始業式に向かった。
結果は、やはり娘の予想通りだった。
ガーンガーンを連呼しながら帰宅した娘。
もちろん、クラス替えでの友達や、
新担任の先生についても報告してくれた。
それは幸いにして、別に問題はなかったようでよかった。
しかし、娘の頭の中は、
異動になった顧問の先生のことで一杯。
部活のグループラインに悲しみを綴って送るも、
残念ながら賛同者はいなかった模様。笑
部活仲間は、皆あっさり受け止めたようだ。
悲しみに暮れる娘に、部活仲間から、
「AIにでも相談したら?」
という(無慈悲な、いや有難い)アドバイスをもらい、
娘は、早速チャッピーに話を聞いてもらっていたようだ。笑
優しい慰めの言葉をたくさんかけてもらい、
幾分か気分が安らいだようだった。
元顧問の先生は、若い女性の先生。
娘がこの部活に全身全霊で全力投球しているのは、
ひとえに、この先生の存在があるからだ。
いわゆる、娘にとって、
「推し」「敬愛」「憧れ」の存在であったのだ。
ふう、困ったもんだねぇ、と思いながら、娘の話を聞き、
励ましながら学校へ送るくらいしか、術はなかった。
さて、新学期は委員会決めも早々に行われる。
娘も、とある委員会に所属し、活動が始まった。
ある日、帰宅した娘はこう言った。
「今度、全校でのイベントがあるの。
司会は私の委員会から出ることになっている。
だから、私が司会に立候補してやる事になったの」
ほほう、それはいいんじゃない?と思った。
娘は続ける。
「全校皆出席だから、当然元顧問の先生も出席するじゃない?
そうしたら、私の司会をする姿を見てもらえるでしょ。
私の頑張っている様子を見たら、褒めてもらえるかもしれない、
私、頑張る〜! 」
あぁ、何と純で一途なのだろう!
先生に褒めてもらいたいがために、大役を引き受けるとは!
これぞ青春!頑張れ娘〜!
その通り、娘は頑張った。
全校生徒の前で司会をする、という事態に、
「ヒェ〜どうしよう〜」と恐れおののきながらも、
念入りに準備をして当日を迎えた。
結果は大成功!
娘によると、最初は緊張したようだったが、
気持ちを落ち着かせながら、無事大役をこなせたようだった。
そして、その成果には思わぬ副産物がついてきた。
「廊下を歩いていると、
知っている子や先生からどんどん声をかけられたの」
様々なクラスの友達、先生方から、
「やったね!」「よかったじゃん!」「頑張ったわね!」
という温かい労いの言葉を、山程かけてもらえた事だ。
イメージ 笑

賞賛を浴びた娘、相当な達成感があったに違いない。
もちろん、あの元顧問の先生からも、
お褒めの言葉をかけてもらい、天にも昇る嬉しさだったようだ。笑
こうして少し気分を立て直した娘は、
又通常の学校生活を送っている。
意外に、今の委員会活動が性に合っているようで、
今後も長らく続けていきたいと意欲的だ。
「これからも、元顧問の先生に、職員室にどんどん会いに行くんだ!
あ、もちろん部活や委員会の用があるからね!」
娘、中々策略家でないか 笑
「来年、ひょっとしたらまた先生が、
私の部活に舞い戻って来てくれるかもしれないし!」
たくましく青春を駆け抜けていってくれぃ。