ある日、仕事から帰宅した夫、
「コーヒー豆買ってきたよ、3袋」
「え、私も昨日買ったのよ、2袋」
場所は?
そう、二人とも、あの大手ドラッグストアで売っている同じ銘柄。
購入した店舗は違っていたけれど、購入した理由は共に同じ。
セールで30円引きだったから。笑
ハハハ、息が合っているね、さすが夫婦。 笑
山盛りとなったコーヒー豆の袋。
もう当分コーヒー豆には困らないね。笑
私がコーヒーを日常的に飲むようになったのは、
今年の1月くらいからだったろうか。
きっかけは、コーヒー党の夫からの誘いだった。
参考記事
ストレートのコーヒーは苦手だが、
牛乳8割くらいのカフェオレ風ならおいしい、ということを知り、
それからは、ほぼ毎日飲むようになった。
別段そんなに凝ったコーヒーを入れるわけではない。
スーパーで売っているコーヒー豆を、
ごく普通のコーヒーメーカーに入れて、コーヒーを作るだけ。
夫は在宅で仕事をすることが多かったため、よく自分でコーヒーを入れていた。
私にも「どう?」と声をかけてくれたため、
夫の入れてくれたコーヒーを飲むようになった。
「牛乳8割入れてね」という、
ワガママなお客のリクエストにも、きちんと応えてくれた。笑
やがて、夫の仕事もいろいろな変化があり、少し前に
リモートワークから、また会社出勤するスタイルに変化していった。
長い間リモートワークだったため、
久しぶりの電車に乗っての通勤スタイルに、馴染むのが大変だったようだ。
朝、私が用意したお茶を持って出かけるようになった。
そして、それから間もなく私が体調を崩したため、
夫は自分でお茶を用意して出かけるようになった。
その間、夫はお茶の他にコーヒーも作って
持参するようになったようである。
私がまた元気になり、お茶とコーヒーを
それぞれの水筒に入れて、持たせるような日が再び始まった。
ある日、仕事から帰った夫は、何気なく言った。
「ああ、やっぱりコーヒーはいいなあ。
ひと息つける気がする、体が落ち着くんだよなあ」
…そうだよねえ、家でコーヒーを飲みながら
仕事をしているスタイルが、長らく続いていたからね。
長らく続いて来たリモートワーク。
その一番の恩恵を受けられたのは、娘だろう。
ちょうど娘が小学生低学年の頃に始まったコロナ禍。
大変な時期ではあったが、在宅でのリモートワークは、
家族揃って夕食を食べられる日々をもたらしてくれた。
それになんと言っても、最大の恩恵は娘の中学受験だろう。
バレエを辞めずに受験勉強をする、
即ち、塾なしで臨む中学受験が出来たのである。
なぜそのようなスタイルにしたかの参考記事
娘の中学受験は、パパ塾の存在が全てであった。
パパ塾なくして、このスタイルは成り立たなかったであろう。
娘のためだけに練り上げられた手作りの受験勉強、
娘を第一志望に合格させるための、最短ルートを設計した受験勉強。
毎日毎日、机に二人並んで格闘した、
まさに父娘の二人三脚の日々であった。
そして晴れて第一志望合格!
おかげで、娘は今日に至るまで満足度無限の中学生生活を送れている。
後に、夫はこう言っている。
「自分で作った勉強方法だったから、責任は全て自分にある。
だから、とてつもないプレッシャーがあった。
娘の人生がかかっていたからなあ」
深く頭を垂れ、ただ感謝、感謝である。
( 受験勉強初期、私は早々に勉強指導からリタイア。笑
私では到底無理であった )
娘は現在、中学生生活を謳歌し、だいぶ親の手を離れ始めた。
親子三人で一丸となって受験に取り組んだ小学生時代は、だいぶ遠くなって来た。
だが、コロナ禍という思わぬ形ではあったが、
結果として親子で向き合う大切な時期を過ごせた気がする。
中学受験時代を卒業した後、
しばらくしてから、偶然のようにリモートワークを終えて、
再び通勤するようになった夫。
今振り返れば、あれは天の配剤だったのかもしれない。
今現在、夫は別に会社でお茶やコーヒーを購入しても構わないのだ。
しかし、堅実な夫は必ずそれらを水筒に入れて持っていく。
ならば、私はそれらを丁重に水筒に詰めよう。
特にコーヒーを飲むと、ほっと一息出来るのなら、
いろいろな気持ちを込めて入れよう。
ごく普通の変哲もないコーヒー豆だが、
特別な気持ちを込めて入れれば、
我が家のオリジナルスペシャルコーヒーに変身するのだ。