毎週土曜日、午後八時からは「探究学舎」オンライン講座の時間だ。
一つのテーマを半年間かけてじっくり学んでいく講座。
「探究学舎を始めたきっかけの参考記事」
現在のテーマは「日本史・戦国乱世」編。
毎週、家族三人でやや遅めの夜ご飯を食べながら視聴している。
講師の「たかおさん」のトークがとても軽妙、かしこまって聞く講義ではない。
なので、歴史は教科書位の知識しかない私でも楽しく聞くことができる。
今回の授業は「今川義元」の作った法律「「今川仮名目録」や、
「自力救済(警察がいないので、自分の力でケリをつけること)」などについて。
とにかくもう滅茶苦茶、なんとまあ無茶振りな時代だ、
あまりにも理解不能すぎる時代。
例えば、
・熱湯に入っている石を拾えた方が勝者、
・焼けた鉄を素手で持って耐えられた方が勝者、
・殺人事件が起きたら、自力で犯人を捕まえて連れていかねばならない。
・喧嘩が起きたら双方処刑。
こんなのほんの一部に過ぎず、とにかく無法地帯、
人権なんかへったくれもあったものでない。
こんな時代あったんだなあ、まあよくこの中を人々は生きて来れたもんだなー
など唖然としながら視聴していた。
その講座を見ながらハタと思った。
そう言えば、私は祖父母までは顔を覚えている。
しかしその前、曾祖父母のことはもう知らない、
そしてその前には高祖父母なる存在がいたのだろう。
江戸時代に生きていただろう曾祖父母、高祖父母達。
更に江戸からもっともっと遡って行けば、
室町・鎌倉・平安・飛鳥・古墳・縄文・旧石器、
そして猿人、哺乳類となって行く。
きっと、もっともっと遡っていけるのだろう。
なんてこった!
私のご先祖様はこんなに遡れるのだ。
脈々と受け継がれてきた祖先、
それぞれの時代を生き延びてきたご先祖様がいるからこそ、
今、私はここにこうして生きている。
ご先祖様たちがどのような暮らしをしていたか、
今は知る由もない。
しかし、今回の「今川義元」のほんの一部を切り取って
みるだけでも過酷そのものの時代。
それ以前も、もっと過酷だったのに違いない。
それでも生き延びてきたのだ。
中には、今の価値観で見れば、
不道徳・不法な生活をしてきたかもしれないご先祖様。
決して清廉潔白でなかったかもしれないご先祖様。
泥をすするような生活をしてきたかもしれないご先祖様。
それでも、そんな中でも生きて子を育て、次代に命を繋いできたのだ。
我がご先祖様の脈々と受け継がれてきた
その最先端の命、そこに私が、そして娘がいるのだ。
茫然とした。
私の命はずっと繋がって来たのだ、
気が遠くなるくらいはるか太古の昔から。
取り立て言うほどでもない、ごく平凡な人間、平凡な生活、
しかし、この世を生き抜いて来た運と力の持ち主のご先祖様、
彼らは子孫の私たちをどう見ているのだろう。
ご先祖様が繋いできた命、
あまりにもスケールが大きすぎて何とも言えない気持ちになってくる。
しかし、ご先祖様に感謝して胸を張って精一杯生きてきたい。
( 初心忘るべからず。
のど元過ぎれば、…になりませんように )
鳥団子 笑

今、オンライン講座を聞きながら、
娘と私はお互いグイグイ肩を押し合いへし合いをしている。
互いに自分の肩をもんでほしいのだ。
順番でもんでいるのだが、段々「私が」「いや私の方が」
と、グイグイグイグイ。くっつき合いながら押し合っている。
上のような鳥団子のような図になっている。
傍らで、ハハハと笑う夫。
ご先祖様は、こんな我ら子孫を笑って見ていてくれているだろうか。