そろそろ中学受験の季節が近づいて来た。
娘は現在中学二年生。私立中高一貫校に在籍している。
もう二年程前のことになるが、娘の中学受験について振り返ってみたい。
なぜ中学受験をしたか?
夫も私も中学受験はしていない。
別に裕福な経済状況でもない、ごく普通の一般庶民である。
ただ一人っ子ゆえ、ある程度の教育費はかけられた。
そして娘は、いわゆるコツコツ勉強をしていくタイプ。
小学校入学後のための勉強を見据えて、
幼稚園年長の途中から、通信教育のZ会を始めた。
国語・算数、そして経験学習、と内容自体負荷もなくのんびりしたものだった。
そして娘は、習い事のバレエが大好きだった。
バレエ大好き!で将来はバレリーナになりたい!と、それはバレエに夢中だった。
プロになれる道が険しいのが承知だったが、こんなに好きなものがあるのなら
それをずっと続けさせてやりたい、途切れることなくずっと、と感じていた。
いわゆるゴールデンエイジ、10歳~12歳の頃に中断させたくなかった。
それと同時に、飛躍的に実力がつくとされている中学生以降も、もちろんのこと。
とにかくこんな好きなバレエを続けて行くには、どうすればいいか?
その時、幼稚園から続けているZ会の中学受験コースに注目した。
通信教育で出来る中学受験、これはいいかもしれない、
通信教育なら、自分で時間のやり繰りをすればいいから塾に行かずにすむ。
そうすれば、バレエと中学受験の両立も出来るかもしれない、となった。
しかし、そこまで深く考えていた訳ではなく、見切り発車のような感じで、
小学三年生からZ会の中学受験コースに入った。
ちょうどその頃、コロナ禍で小学校は長期休みとなっていて自宅学習の日々だった。
夫も、やはりコロナ禍でリモートワークになった。
今思えば、夫のリモートワークがちょうど中学受験開始と同時に
被ったことが幸運だった。
ここから、6年生の直前まで、夫が娘の勉強を見てくれた。
(私は早々にリタイア(笑)。情報収集やスケジュール管理等に専念した)
夫が中学受験の勉強を、娘仕様にカスタマイズしてくれたことによって、
バレエと中学受験の両立をさせ、合格への道を切り開いてくれた。
もちろん娘の努力もあってこそだが。
勉強においては、まさに父と娘の二人三脚であった。
娘は塾なしのメリットを存分に享受した。
バレエは週に二回、これは6年生の12月まで続けられた。
1月だけ休み、中学受験終了後はすぐに再開できた。
ピアノも週一回、これは6年生の9月まで続けられた。
そして6年生の秋位までは、放課後は週に一回位、友達と遊んでいた。
6年生の連休は沖縄旅行、夏休みはバレエの発表会、
友達と夏祭りや花火大会に遊園地など、存分に遊べた。
12月の友達とのクリスマス会も参加し、いい思い出を作れた。
ほとんど小学校生活に負荷をかけず、小学生らしい日々を送る事が出来た。
ちなみに、娘は志望校を5年生位で定めていた。
学校見学には相当足を運んだ。
その中で一番好きになった学校があった。
そこ以外眼中になかった(私も一番好きな学校だ)
その学校に照準を合わせた受験勉強にした。
幸いにも模試判定では、毎回ほぼ80%を出していて、実力相応校であった。
併願校も娘は自分で決めた。
「ここなら第一志望に落ちても行ってもいい学校」、だと娘は言った。
そして受験当日2/1,午前と午後で、二校を受けた。
その夜に二校、本命校と併願校、「サクラサク」となった🌸
この上ない幸せな結末となった中学受験であった。
そして、その後の娘は・・・
娘は、大本命であった中学校で、充実した学校生活を送っている。
自ら望んで入った学校、無理のない努力で入った実力相応校だったお蔭で、
入学後も、勉強はコツコツと自分のペースでしている。
お蔭で、群を抜いている訳ではないが、授業にはしっかりついていけている。
自らのペースで勉強をする、これは受験時代に培った賜物かもしれない。
そして、何よりバレエをするための中学受験であったが、
娘の興味、最優先事項は、現在の部活に移行した。
入学当初、クラブ見学をしてこの部活に惚れ込み、そこの部活で青春を満喫している。
情熱は部活に注ぎ込んでいるが、長年のバレエの経験は部活で大いに発揮されている。
娘は、バレエが自分の長所、特技になっていることを実感しているようだ。
バレエレッスンの頻度は下がったが、今でもこつこつと続けている。
今後もバレエは、細く長く続けていくことになるだろう。
当初とは違う方向に行ったが、
何よりこの学校や校風をこの上なく愛し、
温かく全てを受け入れてくれる先生方を信頼し、
友達や部活仲間とワチャワチャ楽しく過ごしている。
まさに、我が家にとっての「結果オーライ」である。
偏差値という数字だけで見るなら、
難関校ではない位置付けだろう。
しかし、娘にとってこれ以上合う学校はない、
この充実感、幸せ度は偏差値では測れないだろう。
多感な時期である中学高校を、この学校で過ごせることになって
本当に良かったと心から思う。
以上、娘の中学受験体験記でした。
子育てや教育の話しというより、
当時の家族の時間を思い出すような気持ちで書いてみました。
お読みいただきましてありがとうございました。