我が家の長所の一つに、図書館が近い事が挙げられる。
徒歩1分余りで行ける図書館は、我が家の本棚と化しているかもしれない。
絵本好きの私は、毎年クリスマスが近づいてくると、
クリスマスの絵本を山ほど借りてくる。
今シーズンももどっさり借りてきている。
どれもお気に入りの大好きな絵本ばかりだ。
その中でも、今、母を亡くした自分が一番読みたい絵本、それはどんな絵本か。
字を読まずに絵をボーと見ているだけで、心が慰められてくる絵本。
何冊かあるが、その中から何冊かを。




共に ターシャ・テューダー 著
3冊ともターシャ・テューダーである。
アメリカの絵本作家、故人である。
基本的に、ターシャ・テューダーは、私にとって特別な作家である。
大ファンのあまり、ターシャの生前にアメリカ・バーモント州まで行った。
(当時、ターシャガーデン訪問ツアーがあった)
ターシャの亡くなる2年前に会えることができた。
ターシャの庭を巡り、実際に本物のターシャに会えたことは
やはり私にとって生涯の宝物である。
参考:ターシャガーデン訪問記
ターシャ・テューダーの感性が、私にヒットしているのだろう。
かつて訪問したターシャの庭とターシャを思いながら見るこれらの絵本は、
今、特に心に染み入る。そして慰められる。
ターシャと母を重ね合わせながら、ただひたすらボーと眺めている。
そしてお次は、


ちいさなもみのき
マーガレット・ワイズ・ブラウン作 バーバラ・クーニーが挿絵、という
なんとも豪華な組み合わせのお気に入りの絵本だ。
病気で歩けない少年の元に、父親がちいさなもみのきを届ける。
毎年、同じもみのきが届けられ、もみのきも少年に会えるのを楽しみにしている。
しかし、ある年、もみのきは少年の家に届けられなかった。
もみのきは心配する、そして悲しむ。なぜだろうと?
そして、クリスマスの日、ある事が起こる・・・
今、基本字は読みたくないのだが、この絵本は特別だ。
自然に文字が目に入ってきてしまう。
何度読んでも、ジワジワと胸が熱くなる。心に染み入る。
これほど絵と文が一体となっている絵本も中々ない。
特に今年、今、なぜか涙がホロリホロリと出てくる。
人の心に入る真実が詰まっているのだろう。
今、母に読んで聞かせたい絵本だ。
ママ、いいお話しだね、といって母に読んであげたい。
実際、母が亡くなる前まで、母と一緒に絵本を読んでいた。
今思えば、それは宝物のような貴重な時間、思い出だ。
母と絵本にまつわるエピソードは、またそのうちに。