デンマーク大使館でオープンデーが開催されている、とのニュース記事を読んだ。
あまり馴染みのない国だが、興味があったので行ってみた。

可愛い!

代官山駅からこんなに近いとは知らなかった。
代官山駅から数分のところに大使館があった。

10時オープンの筈で、今はもう10時半を過ぎている。が、門は閉まっており、そこに数人
が列を作って待っていた。
不思議に思ったが、予定より遅れているのかと思ってその列に並んでみた。
そうして11時を過ぎた。後ろにどんどん人が並んでくる。皆、怪訝に思ってそわそわし
始めている。インターフォンを鳴らしてみたり、あれこれ門か中を覗いてみたり。
そうして、段々諦めたように一人二人、離脱していった。私も、もういいわ、との
心境になり、列を離れた。見ると、そこら辺一帯、地域のフェスティバルがやっている
ようだった。
どうやら、猿楽町エリアで開催されるイベント「猿楽祭」らしい。
ぶらぶら歩いていると、代官山蔦屋書店に辿り着いた。そこで、「えほん博」なるもの
がやっているらしい。
わあ、奇遇だ、児童文学・絵本好きの者としては、なんたる幸運。
蔦屋の中にスタバが入っていたので、一休みすることにした。

ギフトカード500円程あったので、半分の500円で済んだ(ホッ)

ちょうどここの窓際の席が空いたので(ラッキー!)とばかりに、さっそく座った。
窓越しに何やらイベントがやっている最中であった。
どうやら紙芝居をしている。この白い服のお姉さんの後ろではバンドが演奏をしている
ようだ。なんという特等席だ。紅茶を飲みながら楽しんで見ていた。
すると、後ろから「良かったらこれをどうぞ」と、紙を渡された。

ニジノ絵本屋。ここが今、目の前で行われている紙芝居の主催をしているようである。
聞き覚えのある絵本屋である。何か絵本原画展で行ってみようかと思ったことがある。
本当に奇遇だ。
幼い子供が真剣に見ているのが可愛かった。手をぱちぱちしたりね。このままスマホやゲームに毒されないといいね、など自分の事を棚に上げて勝手な事を考えたりする。
イベントが終わった。しかし、イベントが終了しても、この席は相変わらず特等席だ。
この窓越しから見える通りは、人波が途切れない。様々な人が行き交う。その人々を
見ているだけで十分楽しい。交差する人々の人生模様をあれこれ考える。
皆、それぞれの人生を生きて、今こうして一つの通りを一緒に歩いている。
そして、それぞれの方向へ去っていく。皆頑張って生きているんだな。
など、2時間くらい滞在した。お尻に根が張ってしまっているかのように居続けた。
あと何時間でも、こうして人々を見ていたかった。
デンマーク大使館のオープンデーは見られなかったが、今日もとても豊かな時間を過ご
すことができた。
追記 デンマーク大使館のオープンデーは、昨日一日だけだったよう。
きちんと確認していくべき、との教訓を得た。