先日、濱野京子さんの講演会に行った時の事を書きましたが、haibisukasu.hatenablog.jp
再びこの講演会の事を思い出しながら、
なぜ、私は何か物語を書きたいのだろうか、と改めてを考えてみた。
書かずにはいられない衝動、心のもやもや、何かひっかかるものがあるから
書かずにはいられないのだろうか、と。
漠然としているのですが、そんな事をつらつら思っている時、
この講演会の質問タイム時の、ある初老の男性の発言を思い出した。
詳細は不明ですが、この男性はかつて船乗りであった。
ある時、船長の判断ミスで全員海に投げ出された。2日間海を漂っていたが、自分以外の6人は全て亡くなった。
なぜ船長は判断ミスをしたのだろう、なぜ皆は亡くなり自分が生き残ってしまったのか。この事を書いて世間の皆に知ってほしい(もうすでにどこかに書いて発表しているらしい)
そういう趣旨を講演会の出席者に向かって語りかけた。
この場は、濱野先生に対する質問タイムであった。この男性も、最初はどのような書き方をすれば世間に伝わるのだろうか、という質問であった。
しかし、ずっと抱えていた当時の思いがこみ上げてきて、出席者に切々と語りかけた。語りかけずにはいられなかったのだろう。
真に迫った心の内は、人の心を揺さぶるものがある、と実感した。
この男性は、生死に関わる体験をしている。しかも今でも割り切れないやるせない思いがあるのだろう。それを書くことで昇華したいのだろうか、仲間への鎮魂となるのだろうか。
書かずにはいられない、という実体験を目の当りにした。
私は、このような壮絶な体験はしていない。
しかし、何か書きたいという気持ちが沸々と湧いている。
自分で自分を知ることが大事なのだ、と改めて思った。
なんだか今日は訳わからなくなってきたが、一晩ゆっくり寝て又明日考えよう。